会長挨拶
2024年度 大連日本商工会 会長
東陶(大連)有限公司 董事・総経理
大連日本商工会は680社強の企業及び個人の会員数を有しており、登録日本人常駐者数1,100名超と世界有数の規模を有し、中国内の日本人組織としては上海・蘇州に次ぐ大きな組織となります。大連日本商工会は会員相互の親睦事業等を行う事により、会員の円滑な商工活動を促進し、以って日中経済交流の発展及び日中友好の促進を目的とする非営利組織です。
昨年は、日中平和友好条約締結45周年、大連日本商工会設立40周年となる節目の年でした。また、新型コロナ感染症の日中での位置づけが変更されたため、各種活動の正常化が進み大連市政府との交流機会や会員交流イベントもコロナ前の活動水準とすることができました。
今年度大連日本商工会は、大連市政府との対話の継続を通じ、信頼関係を更に深め、投資環境及び企業運営改善の為、会員企業様から頂いた要望提出等、より良い環境作りに向けた活動と、各種情報発信、情報共有を行い、会員の皆様の利益に資する活動を実践して参ります。
今年度の交流イベントも昨年同等以上の規模を予定しており、会員同士の親睦を深め大連市における日本人社会の発展に貢献していく所存です。また、その活動を通して日中友好の促進に寄与できればと願っています。
今後とも大連日本商工会の活動への御関心、ご理解・ご支援をよろしくお願い致します。
- 2024年度 活動の骨子
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- 市政府及び金普新区政府との定期的対話の実施
- 他組織との交流による共通課題解決へ向けての活動
- 地域社会への貢献と日中友好活動への参加
- 商工会入会メリット
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- 大連市政府への要望及び上記諸活動への意見の反映
- 会員向けお役立ち情報の入手
- 企業間の情報連携と交流
- 中国籍スタッフの査証申請時における日本側書類の省略
- 図書室および図書の貸し出しサービスの利用 等
概要
大連日本商工会は、会員相互の親睦事業等を行うことにより、会員の円滑な商工活動などを促進し、以って日中経済交流の発展および日中友好の増進に資することを目的とする団体です。 大連日本商工会は、営利を目的とする事業および特定の個人、法人その他の団体の利益を目的とする事業は行いません。活動
- 1本商工会は、目的を達するために次の事業を行う。
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- 会員の商工活動発展のための援助および便宜供与定期総会、分会(分会総会)、委員会、日本人学校理事会の活動 (例:投資環境、生活環境についてのセミナー、対外活動、情報交換、領事館・JETROとの三位一体体制構築)
- 会員相互間の親睦を図るための事業(ゴルフコンペ、忘年会、分会賀詞交歓会、分会企業交流会、文化事業等)
- 安全情報を提供する事業
- その他、大連日本商工会の目的を達成するために必要な事業 本商工会の付属機関として、「大連日本人学校」を設立。
- 2本商工会は営利を目的とする事業および特定の個人、法人、その他の団体の利益を目的とする事業は、行わない。
沿革
年月 | 内容 |
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1983年6月 | 大連日本商工クラブ設立 |
1994年4月 | 大連日本人学校設立 |
1997年6月 | 日本人医療相談室設立 |
2005年4月 | 大連日本商工クラブホームページ開設 |
2006年4月 | 大連日本商工会に名称変更 |
2010年2月 | 日本人医療相談室 暫時閉鎖 |
2010年10月 | 日本人医療相談室 廃止 |
2018年4月 | 開発区分会を金普新区分会に名称変更 |